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香りのピックアップ

有名紅茶ブランドのフレーバーティーと
香水を結びつけてご紹介します。
ティーカップにもこだわってみたので、そちらもお楽しみに♪

#151『So First』 by Van Cleef & Arpels(2020年12月)

#151『So First』 by Van Cleef & Arpels(2020年12月)
バニラ

12月のフレーバーティーと香り
☆バニラ☆

AHMAD TEA(アーマッドティー)は紅茶の本場イギリスで高い評価を得ているブランド。様々なフルーツコレクションも有名です。
今回はフレーバーティーには珍しいブラックティーにバニラビーンズを加えた優しく甘い香りがする紅茶です。
ストレートはもちろんミルクとお砂糖を加えればさらにリッチで濃厚な心暖まる美味しさが楽しめます。
今回のティーカップはウェッジウッドの〈フロレンティーヌ ターコイズ〉です。

☆ソーファースト(ヴァンクリーフ&アーペル)☆

フローラルヴァニリン
1906年にパリのヴァンドーム広場に本店を構え、フランスパリの老舗宝飾店として世界五大宝飾ブランドのひとつとして君臨するヴァンクリーフ&アーペル。そんな高級ブランドから2016年発売の香水です。
1976年に初フレグランスとして発売された〈ファースト〉のアレンジエディション。
その〈ファースト〉とはかなり趣きが違い、トップからマグノリアやフランギパニとともにバニラが香り立ちます。重くなりがちなバニラトーンですが、くどくなく品よく個性的に香ります。
今年最後の香りは本格的な冬に心を暖かくしてくれ、リッチで幸福感を与えてくれる〈ソーファースト〉で締めくくることにしましよう。

#150『UN JARDIN SUR LE TOIT(屋根の上の庭)』 by HERMES(2020年11月)

#150『UN JARDIN SUR LE TOIT(屋根の上の庭)』 by HERMES(2020年11月)
アップルティー

11月のフレーバーティーと香り
☆アップルティー☆

FORTNUM&MASON(フォートナムアンドメイソン)は約300年にわたり英国王室に信頼されたグロサリーで、最初に専門的に扱ったのが紅茶でした。
以来産地、収穫時期などにまでこだわり茶葉本来の持ち味を引き出した紅茶は「味と香りの芸術品」とまで賞賛され現在に引き継がれています。
そんな英国王室御用達の紅茶からアップルティーをご紹介。
お湯を注いだ瞬間からアップルのさわやかでほんのり甘い香りが心地良く広がります。秋の夜長、読書のお供に是非。
ティーカップはハンガリーで生まれ、王室貴族たちが愛用した『ヘレンド』です。

☆屋根の上の庭(エルメス)☆

フルーティーフローラル エルメスの〈庭〉シリーズの最新版。
パリの中心部フォーブルサントノーレ24番地に建つエルメス本社の屋根の上にある秘密の庭。 そこで育った新鮮な草の香りがトップに香り立ちリンゴ、洋ナシのさっぱりしたフルーツの甘さと優しいモクレンが品よく香ります。光と喜びにあふれ陽気で軽快な庭のイメージ。 気持ちをリフレッシュするのにいかが?

#149『N°5 L'EAU』 by CHANEL(2020年10月)

#149『N°5 L'EAU』 by CHANEL(2020年10月)
レモン・ライムティー

10月のフレーバーティーと香り
☆レモン・ライムティー☆

茶葉の原産地であるスリランカのオリジナルブランドの『バシラーティー』
ピュアなセイロンティーの茶葉を厳選して使用。
ロシアの専属デザイナーの演出による〈ティーブック〉をはじめ缶やティーバッグのデザインがとってもオシャレ。
数あるフレーバーティーから今回は『レモン&ライム』を。
箱を空けた瞬間からシトラスの香りがまるで香水のように香ります。
カップはロイヤルコペンハーゲンの今は無き『ゴールデンサマーシリーズ』です。

☆No.5 ロー オードトワレット(シャネル)☆

言わずと知れたNo.5のニューバージョン。
No.5の香りをベースにしていますが、オリジナルの複雑さを抑えシンプリティの象徴のようなシトラスノート。
レモン、マンダリン、オレンジの爽やかなトップノートからNo.5独自のアルデヒドにローズ、イランイラン、ジャスミンのフローラルがほのかに香ります。
『L’EAU』=水 というネーミングだけあって、シャネルではかつてないほどのフレッシュでナチュラルな香りです。

#148『Romantica』 by ANNA SUI(2020年9月)

#148『Romantica』 by ANNA SUI(2020年9月)
ザクロ

9月のフレーバーティーと香り
☆ザクロ☆

日本のお茶専門メーカー【LUPICIA】
ヨーロッパの紅茶の伝統と東洋のお茶の伝統を融合させて作り上げた味わいを提供しています。
今回は最新のフレーバーティー《アラビアンナイト》をご紹介。フレーバーティーでも珍しいザクロの香りを使い、ジャスミンとブレンドすることでエキゾチックなフレーバーに仕上げることでアラビアンナイトの世界をイメージした紅茶です。 甘くて薫り高い味わいでおうち時間を幸せにしてくれます。
茶器はマイセンのフラワーティーカップです。

☆ロマンティカ(アナスイ)☆

2015年発売 ラグジュアリーフローラル
ワクワクするようなフラワーブーケ。アナスイらしい夢見るような花々の華やかな香りが心踊ります。
カラブリアンベルガモットにザクロの甘酸っぱさが加わったトップからキンモクセイ、ジャスミン、ピオニー、メイローズなどたくさんの花々が香るミドルノートへ。軽やかな甘さと少し大人びたロマンチックなフローラルノートが夏の終わりに彩りを添えてくれそう。

#147『EROS POUR FEMME』 by VERSACE(2020年8月)

#147『EROS POUR FEMME』 by VERSACE(2020年8月)
ラズベリーティー

8月のフレーバーティーと香り
☆ラズベリーティー☆

1984年にイギリスで生まれた紅茶ブランド《クリッパー》。
ナチュラルでフェアでおいしいことにこだわりオーガニック原料とフェアトレード原料のみを使用しています。
そんなクリッパーのフルーツインフュージョンシリーズから「ラズベリーとクランベリーのハーブティー」を。
お湯を注ぐとラズベリーの甘酸っぱい香りが立ち上がり美しいフクシャ色が華やかな気分になります。
カップはウェッジウッドの【フルーツシンフォニー】です。

☆エロス フェム(ヴェルサーチェ)☆

フローラルフルーティーウッディ
愛の神エロスがマーメイドと出会い真実の愛に巡り会った時の情熱であふれ人々を魅了したという伝説を表した香り。
シチリアレモンにジューシーなラズベリーが情熱的に香り、次第にマグノリアやフリージアの優しいフローラルへ。ラストはすべてを包み込むようなウッドで大人の女性の穏やかさを醸し出してくれます。
ギリシャ神話を思い起こさせるボトルの真ん中にはメデゥーサが施されヴェルサーチェらしいエレガントでインパクトのある香水です。

#146『AGUA DEL SOL』 by ESCADA(2020年7月)

#146『AGUA DEL SOL』 by ESCADA(2020年7月)
アプリコットティー

7月のフレーバーティーと香り
☆アプリコットティー☆

アンズ=アプリコットはこの時期のフルーツでドライフルーツやジャムとしておなじみですね。
フランスではコンフィチュールにしてお菓子はもちろんお料理にも使います。
香水でもアプリコットやピーチはフルーティーフローラルの香りによく使われます。
今回はアイスティーにフランスプロヴァンス地方のジャムを添えてアプリコットティーを作ってみました。

☆アグア デル ソル(エスカーダ)☆

ドイツ発祥のプレタポルテファッションブランド「エスカーダ」。1993年から毎年シリーズ化したユニークなフレグランスを展開しています。
今回の香水は2016年発売。フルーティーフローラル
【AGUA DEL SOL】スペイン語で【太陽の水】という意味の香水です。ネーミング通り明るい太陽のような元気のでるポップなフルーティーな香り。 アジアンペアアイスクリームやラズベリーシャーベットといったユニークで遊び心のある香りにアプリコットがトロピカル様に甘く香ります。
サマードレスに纏えばリゾートでの楽しみも倍増しそうな夏にピッタリの香り。

#145『IN FULL BLOOM』 by kate spade(2020年6月)

#145『IN FULL BLOOM』 by kate spade(2020年6月)
グリーンティーライチ

6月のフレーバーティーと香り
☆グリーンティーライチ☆

デンマーク初の硬質磁器メーカーで、1735年に王室御用達となるが2012年にはフィンランドの民間企業に買収されてしまいました。世界一豪華なディナーセットとして不朽の名作「フローラ・ダニカ」が代表作です。
そんなロイヤルコペンハーゲンから出ている紅茶シリーズの中でも珍しい緑茶ティーバッグをご紹介。
上質な緑茶にライチのエキゾチックな香りとジャスミンが加わった香り豊かなお茶です。アイスでもホットでも爽やかな味わいです。
ティーカップはロイヤルコペンハーゲン初期のデザインです。

☆インフルブルーム(ケイト・スペード)☆

in full bloom=満開 
自信、女性らしさ、上品さがテーマのケイト・スペードの香水。
透明感のある繊細な美しさを感じる香り。イタリアンレモンとグリーンティーの爽やかでスッキリしたトップからローズの花びら、ピオニー、ロータスフラワーなどの花々が満開になった時のようなかおりがフワリと全身を包み込んでくれます。
ジメジメした梅雨時期には軽やかに爽やかに緑の風を感じながら、こんな香りで身も心も心地良い日々を過ごしましょう。

#144『Miss Dior ROSE N'ROSES』 by Christian Dior(2020年5月)

#144『Miss Dior ROSE N'ROSES』 by Christian Dior(2020年5月)
桜茶

5月のフレーバーティーと香り
☆ローズティー☆

NINAS(ニナス)は1672年にラベンダーエッセンスオイルを抽出したフランスの会社が前身のフレーバーティーブランドで、現在はパリのヴァンドーム広場に本店があります。
この【マリーアントワネットティー】はヴェルサイユ宮殿愛用の100%天然のバラとリンゴのエッセンスを使用した高貴な香りと味が特徴の代表作です。
今回のカップはイギリスのエドワード七世より『ロイヤル』の称号を冠することを認められた英国王室御用達の【ロイヤル ドルトン】です。

☆ミス ディオール ローズ&ローズ(クリスチャンディオール)☆

“ミスディオール”のシリーズの最新バージョン。
「腕いっぱいに抱えた摘みたてのみずみずしい百枚のバラの花びらのような香り。」というコンセプトのこの香水は贅沢なグラースローズとダマスクローズをふんだんに使いトップノートから華麗で華やかな香りが心豊かにしてくれます。
まるでお姫様のような洗練された高貴な香りは女性としてワンランクアップしてくれることでしょう。

#143『Green Tea Cherry Blossom』 by Elizabeth Arden(2020年4月)

#143『Green Tea Cherry Blossom』 by Elizabeth Arden(2020年4月)
桜茶

4月のフレーバーティーと香り
☆桜茶☆

桜の花の塩漬けにお湯を注いだもので、日本独自の文化として受け継がれている日本にしかないお茶のひとつです。
春のお祝いや結納、婚礼といった一生を決める大切なお祝いの席など慶事で昔から用いられてきました。
桜独特の香りは『クマリン』という芳香成分で桜の花(チェリーブロッサム)を表現する香水にはこの香り成分が使われています。
今回の器は【香蘭社】の茶器です。【香蘭社】は日本で初めて陶磁器製造を始めた140年続く有田の老舗メーカーです。

☆グリーンティー チェリーブロッサム(エリザベス・アーデン)☆

1991年に〈グリーンティー〉のアレンジエディションとして発売。アロマティックシトラスフローラル。
エリザベス・アーデンの代表作でもあるオリジナルの〈グリーンティー〉は日本で爆発的な大ヒットを遂げました。その後様々な花をテーマにしたシリーズが発売されこの〈チェリーブロッサム〉もそのひとつです。
アプリコットやプラムのフルーティーさにグリーンティーやチェリーブロッサムのパウダリーでやさしいほのかな香りがピンク色した桜の花びらを連想させます。

#142『GUCCI BLOOM』 by GUCCI(2020年3月)

#142『GUCCI BLOOM』 by GUCCI(2020年3月)
オレンジティー

3月のフレーバーティーと香り
☆オレンジティー☆

イギリス生まれの『ロンドンフルーツ&ハーブ』
ハーブの本場である英国のレシピに基づいてドイツでブレンドしているハーブティーブランドです。
100%ナチュラルでカフェインフリーのハーブティーで種類が豊富なのでその日の気分で選べるのがうれしいですね。
今回は《オレンジスパイサー》というオレンジにシナモンをプラスした心落ち着くハーブティーをチョイスしました。
カップはウェッジウッドのモダンでエキゾチックなデザインの《インディア》です。

☆グッチ ブルーム(グッチ)☆

2017年発売のフローラルノートの香水。グッチブルームシリーズの第一弾。
やさしいオレンジの香りがグリーンノートと重なりあってトップに始まりサンバックジャスミンやチュベローズの女性らしく柔らかなフローラルがしっかり香ります。どことなくクラシカルでリッチ感がある大人な香り。
〈グッチブルーム〉は他に3種類ありますが全て香りが違うのでお間違えないように。
春の気配が感じられる3月とはいえまだまだ肌寒い日もあるので、そんな日は体も心も温まるハーブティーと香水で過ごしてみてはいかが?

#141『FLASH』 by JIMMY CHOO(2020年2月)

#141『FLASH』 by JIMMY CHOO(2020年2月)
ストロベリー

2月のフレーバーティーと香り
☆ストロベリー☆

ウェッジウッドはイギリス陶工のジョサイア・ウェッジウッドにより設立された陶磁器ブランドです。
そんなボーンチャイナの光沢と美しい絵柄で有名になったウェッジウッドのティーカップにふさわしい上質の紅茶を、とティーブランドもつくられました。
今回はウェッジウッドを代表するアイコニックの『ワイルドストロベリー』シリーズの紅茶からストロベリー味をチョイスしました。とてもいいイチゴの香りがする紅茶です。
ちなみにこの紅茶シリーズには他に〈ピクニック〉〈ウィークエンドモーニング〉〈アールグレイ〉の3種があります。
カップはもちろん『ワイルドストロベリー』のマグです。

☆フラッシュ(ジミー・チュウ)☆

2013年発売。フローラルノート
チュベローズやジャスミンのホワイトフローラルの柔らかでクリーミーな香りの中にほんのり甘いストロベリーのフルーティーさがかわいらしさをプラス。
セレブパーティーで浴びるフラッシュのようなイメージをコンセプトにしただけあってパッケージはキラキラ光るラメ使いに仕上げてあります。 ジミー・チュウらしい都会的でフェミニンなこの香りはとびきりおしゃれな装いに!!

#140『Amo Ferragamo FLOWERFUL』 by Salvatore Ferragamo(2020年1月)

#140『Amo Ferragamo FLOWERFUL』 by Salvatore Ferragamo(2020年1月)
ターコイズ

1月のフレーバーティーと香り
☆ミントン ユズ茶☆

ミントンはイギリスの陶磁器メーカー。
1793年トーマス・ミントンにより設立され豪華な金彩を施した数々のテーブルウェアを生み出しヴィクトリア女王から“世界一美しいボーンチャイナ”と賞賛され〈テーブルの貴婦人〉と呼ばれました。
今回のフレーバーティーは和紅茶といって日本で作られた茶葉に日本独特のユズフレーバーを付加した紅茶で、ミントンの有名な「ハドンホール」という柄をパッケージデザインした紅茶です。
また今回使用のティーカップは『ヘレンド』です。

☆アモ フェラガモ フラワーフル(サルバトーレ・フェラガモ)☆

フルーティーフロリエンタル 2019年にフェラガモから発売。
2018年に発売の「アモ」の妹版です。 “何にも縛られず現代をまっすぐ生きる女性へ捧げる香り”というコンセプト。
トップに香るのはユズそのものよりかなり控えめで優しいユズフラワーのふんわりした香り。やがてジャスミンやピンクピオニーの品の良い透明感のある香りがボトルイメージ通りのキラキラ輝く華やかさを醸し出してくれます。
今年最初の香りはこんな気持ちが明るくなる香水でスタートしてみてはいかが?