[パルファンラフィネ]香水の選び方・使い方・マナー|アロマテラピー|パーソナルカラー|ビジネスマナー|ファッションアドバイス
<paco rabanne/パコ・ラバンヌ>
1965年にパリコレデビュー。
前衛的なファッションで、世間の度肝を抜く鮮烈なデビューをしました。それは、プラスチックでできたドレス!!
その後も、紙、ビニール、メタル、アルミ箔などなど、いままでは考えられない素材を使ったドレス作りで、パリのオートクチュール界で未来派・前衛派と呼ばれていました。
香水部門でも、かなり斬新で面白い香りとボトルデザインで話題になっています。
フレッシュフローラルウッディ
レディミリオンEDP(パコ・ラバンヌ)
2010年に発売。カップルフレグランスのレディス版。
ゴールドとダイヤモンドのように揺らぐことのない永遠がテーマ。
ガーデニアやオレンジフラワーの華やかで力強くラグジュアリーな香り。豊潤で底知れないセクシーさが、パーティなどで輝きを増してくれそう。
ハニーやパチョリの温かみのある香りは、この季節にぴったり!大人のドレスアップをグッと引き立ててくれる香りで、クリスマスやカウントダウンパーティで差をつけてみてはいかが?
<ROCHAS/ロシャス>
1920年代にオートクチュールハウスをパリにオープン。
帽子のデザインで名をあげていたロシャス社は、”女性そのものがテーマ”で、愛すべき女性をより美しくするファッションを創造したいと真の美にこだわりデザインを世に送り出しています。
香水では、1942年に女性香水「ファム」を発売し、その時パリの地下鉄内がこの「ファム」の香りで満たされたほどの人気だったといわれています
モダンフローラル
マダムロシャスEDT(ロシャス)
ファムに次いで発売され有名になった香水。2000種を超えるエッセンスが使われているといわれています。
気品あふれる高貴な淑女の香りは、母親から娘へと受け継がれていく香り。
名門ロシャスのエレガントを極めた極上の香り。
歴史を感じさせるこの香りは、ヨーロッパではいまだに愛され続けている香水の原点のような存在です。
日本でも、シャネルの5番と共に早い時期からよく知られている香水のひとつですね。
<Muelhens/ミューレンス社>
18世紀末にドイツのライン川沿いの街「ケルン」。ナポレオンがドイツを占領下に置いたときに、街を区分するのに番地をつけました。
当時、このオーデコロンをつくっていたミューレンス社があった場所につけられた番地が「4711」番でした。
シトラスノート(メンズ香水)
4711オリジナルEDC(ミューレンス社)
世界初のオーデコロン。ミューレンス社のあったケルンで生まれた香水。
“ケルンの水”=“EAU DE COLOGNE”(オーデコローニュ)これがオーデコロンの語源です。
場所はドイツですが、フランスのナポレオンの統治下にあったのでフランス語読みで名づけられました。そして、このコロンの名称には「4711」という番地がそのままつけられたのです。このコロンは、遠征した兵士たちが国に持ち帰り、ヨーロッパ中に広まりました。
オレンジ、レモンの柑橘にラベンダーやローズマリーの香りを加え、さわやかで使いやすい香りです。この香りをナポレオン自身も大変気に入り、自分の調香師に同じような香りを創らせ戦地にさえオーデコロンをたくさん
持って行ったそうです。
どんどん新しい香水が毎年出てくる昨今では、200年の月日を超え、今現在もなお愛用されている香水は大変珍しい逸品です。
<ESTEE LAUDER/エスティー・ローダー>
言わずと知れた化粧品ブランドであるエスティーローダー社は、「美の完全主義者」とまでいわれたエスティーローダー夫人によって創設されました。 NYの5番街にて化粧品のサロン兼販売店を出店。この化粧品は医学的・科学的に女性美の追及に取り組むことで生まれたもので、他の化粧品ブランドとは一線を画していました。そんなこだわりのエスティーローダーからは、いくつものフレグランスが生み出されています。
ウルトラフローラルフルーティ
ピュアホワイトリネンEDP(エスティー・ローダー)
2006年発売。1978年発売の「ホワイトリネン」のニューバージョン。「ピュアな白い麻」というネーミング通り、パウダリーで優しさに満ちたフェミニンな香り。
白い花々を集めてグレープフルーツ、ペア(梨)、グリーンアップルのフルーツの香りをプラスすることでよりチャーミングに仕上げています。初夏の日差しとさわやかな風薫るこの季節、軽やかな装いにふわりと纏って女性らしさを演出してみてはいかが?
他に、「ホワイトリネン・ピンクコーラル」「ホワイトリネン・ライトブリーズ」などシリーズ化されています
<LES PARFUM DE ROSINE/パルファン・ロジーヌ>
パルファン・ロジーヌはパリの<パレ・ロワイヤル>にあります。
創業者の曾祖父がナポレオン3世の化粧品や香水を創っていました。その頃は、天然香料が主流。
その流れを受け継ぎ、天然香料をふんだんに使った高品質のこだわり香水を手掛けています。
フルーティー・ローズ
ローズペーシュEDP(パルファン・ロジーヌ)
そんなパリのメゾンフレグランスであるロジーヌ社が、日本女性の香りを2010年に発表。
日本女性のイメージは、ピーチ(桃)のようにソフトで美しい肌。
繊細なピンクのバラとソフトなピーチのやさしい香りは、まさに日本女性にぴったりの香り。
軽やかな春の装いにも、新入学や新社会人など初々しい場面にもよく似合うフレッシュでフルーティな香りです。
パルファン・ロジーヌからは、他にもすべて<バラ>の香りを使った香水が十種類発売されています。
<Thierry Mugler/ティエリー・ミュグレー>
ミュグレーは80年代にパリモード界で一世風靡したブランドです。
アバンギャルドなデザインセンスで有名でした。
そんなミュグレーのファーストフレグランス”エンジェル”は、1992年発売以来、パリではいまだに人気があります。
グルマンノート
エンジェルEDP(ティエリー・ミュグレー)
ボトルが星の形というのにも目を引きますが、何といっても<グルマンノート>という香水界では当時まったく新しいタイプの香調が話題に。
グルマンノートとは、お菓子のような甘いバニラトーンにカラメルやハニーを加えた食べたくなるような香りのものです。
このエンジェルはただ甘いだけではなく、オリエンタル調の奥の深い香りも併せ持ち、それでいてチャーミングなフルーティさもある…そんな複雑で奇抜な香りにドキッとします。
ベルガモットにジャスミンの香りをプラスしたトップからベリー系のミドル、そしてカラメル・バニラ・チョコレート・パチョリのラストへ…。
日本ではあまりにも個性的なため、支持されにくい香りかもしれません。香水上級者の中では不動の香りです。
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